Sir Airffic Go「誰がお金を払うか」から逆算する。これが商売の基本じゃけえね。
製品は左から右へ、お金は右から左へ
部品とチップの会社が、機体メーカーに売る。機体メーカーと自律ソフトの会社が、運航する会社や顧客に売る。
最後にお金を払うのは、荷物を届けたい会社、橋や電線を点検したい会社、警察や消防、そして国防の組織じゃ。
- 部品・センサー
- チップ・AIモデル
- 機体メーカー
- 自律ソフト
- 運航・データ
- 顧客(物流・点検・警察・防衛)
誰が払うのか:4つの大きな財布
防衛・安全保障
いちばん大きく、いちばん速い
2022年以降、自律ドローンと対ドローン(C-UAS)への予算が各国で急に増えた。ただし輸出の規制や倫理の線引きがきびしい。
公共安全(警察・消防)
米国で急成長
通報を受けてドローンが先に現場へ飛ぶDFR(Drone as First Responder)が広がりよる。自律と遠隔運航がそのまま価値になる。
インフラ点検・測量
日本の本命
橋・送電線・プラント・屋根。画像認識でひび割れや発熱を見つける。人手不足が強い追い風になる。
物流・配送
長期の本命
Zipline、Wing、Amazonが実際に飛ばしとる。1回の配送のコストを下げるには、1人で多数の機体を見る自律と空域管理が欠かせん。
利益が貯まる場所、貯まらん場所
| 層 | 利益の貯まりやすさ | 理由 |
|---|---|---|
| センサー・部品 | 低〜中 | スマホや自動車の量産で値下がりしやすい。特殊なレーダーなどは例外 |
| チップ | 高(ただし巨大企業向き) | 開発ツールごと押さえると乗り換えにくい。参入には巨額の投資が要る |
| 機体 | 中 | 量産の規模が勝負。米中の分断で「どこで作ったか」も価値になった |
| 自律ソフト | 中〜高 | 一度載ると替えにくいが、オープンソース(PX4など)とも競う |
| 運航・空域・データ | 高 | 顧客の業務と規制の承認に深く入り込み、データが貯まるほど強うなる |
この表は、公開情報から読み取れる構造を説明するための定性的な整理で、各社の利益率を測ったものではない。
市場規模は「自分で」見積もる
ドローンやAIの市場規模の予測は、調査会社によって何倍も違うことが珍しうない。定義(どこまでを市場に入れるか)がばらばらだからじゃ。
だから、このサイトでは他人の数字をそのまま載せず、自分で見積もる式を示す。式がわかれば、どの前提が結果を大きく動かすかも見えてくる。
- 対象の業務を1つ決める(例:送電線の点検)
- その業務で飛ぶ機体の数を見積もる
- そのうちAIの機能が付く割合(普及率)を決める
- 1機あたり1年に払われるソフトとサービスの金額を決める
- 機体の数 × 普及率 × 1機あたりの金額 = その業務の年間の市場
Sir Airffic Go数字を丸のみせんこと。式で考えれば、経営会議でも投資家の前でも、ブレん説明ができるようになるけえ。
よくある質問
空のフィジカルAIの市場規模はどれくらいですか?
調査会社ごとに市場の定義が違い、予測値は大きくばらつきます。このサイトでは数字をそのまま引用せず、機体数×AI普及率×1機あたりの年間支出という式で、目的に合わせて自分で見積もる方法を勧めています。
ドローン市場でいちばん利益が出やすいのはどこですか?
一般に、顧客の業務に深く入り込み、データと規制の承認が貯まる運航・ソフトの層は替えにくく、利益が貯まりやすいと考えられます。部品は量産競争で値下がりしやすい傾向があります。